本当の自分との信頼関係

私たちは、現実にフォーカスする癖がある。

私たちは、リアルな現実に翻弄され、飲み込まれてしまうという習慣が身についています。
自動的な思考習慣で考え、判断し、動くので「本当の自分」の意識が眠っていることが多いのです。
外側で起きている現実に悩んだり、窮屈さや制限を繰り返し感じてしまうのは意識が眠っているからです。

眠りやすい自分をどうやって目覚めさせましょうか?

◎ 心や身体で感じている感覚に気づくこと & 自分を観察する視点に立つこと。

たとえ、望まない現象に嫌な感情や感覚を感じたとしても、
① ただ、その自分を観察する。
② 現状からアドバンテージを見つける。
③ 「必要な課題が起こっている」と認識する。
①、②、③のような流れの方向から観察する視点に立つことで、ネガティブに一方向へ集まったエネルギーの偏りを意図的に手放し、【中庸なエネルギーポイント地点】を自分で見つけることができます。

① ただ、その自分を観察する

ネガティブな感情であろうと、自分から生み出されたものは、全て自分自身。
全てが自分の尊いもので、それを忌み嫌うのではなく、ノージャッジで観察する。

「今、相手に嫉妬を感じているなぁ~」「くやしいんだな~」
「負けてる感じがして嫌なんだな~」「自分にもできると思っているからイライラするんだな~」

この観察の視点で見ていくと、ネガティブに感じる感情の全部が、自分の成長に大事なターニングポイントであることが、のちにわかってきます。

② 現状からアドバンテージを見つける

どんな状況にも、良い・悪いの【二極】が存在します。
どんな状況にも、すべて良い利点で観察することができたら、その人生は明るい世界に変容していきます。
なぜなら、意図したことがそのまま人生そのものになっていくからです。

アドバンテージ
「相手に嫉妬を感じるほど、自分の中にもその素晴らしい要素があることを、私はわかっている」
「この嫉妬は、相手と同じように輝く人である証明だ」
「これは、自分の未来を示してくれている暗示だ」
「自分のタイムラインのバリアント空間に、輝く私が存在している」

このアドバンテージの視点で見ていくと、
これから先に体験する自己暗示として働き、その意図が現象化されるのです。
意図的にポジティブなアドバンテージ。
たとえ、軽い思い付きでさえも、自分が納得できれば、
それは望む現実化と同調した証なのです。

自分のハイヤーセルフも宇宙も、時々、自分の課題となる現象を示してきます。
望む体験にふさわしい自分自身に成長を促すためには、
今のその【体力】その【習慣】その【思考】でいいの? というように、
今の自分に【必要な課題】がわかるような現象が自分の現実に起きます。

③ 「必要な課題が起こっている」と認識する。

◎ 望まない現象があるときこそ、前に向かっているという証なのです。

「夜寝るのが遅くて、朝から頭がボ~っとして、スッキリしない。」
「作業に一生懸命になりすぎて、自分の身体のサインを無視してきたな。」
「自分のことに夢中になりすぎていて、他者に配慮が足りなかったかも。」
「願望が叶った自分の体力に見合うような、生活習慣が大事だな。」

この観察の視点で見ていくと、
これから先の自分が、すでに願望実現した自分と同調するための改善点が見えてきます。
意図的に望む習慣に改善していくと、それはたとえ10分の体操でさえも、
休み休みでも継続する習慣が、それは実現した自分と同調する小さな一歩なのです。

すべてはうまくいっているという柔らかさ

現実創造をまとめると、どんな状況であれ、【すべてはうまくいっている】と思っている人には、
その現実が反映されるので、望む明確な意図が現実創造の要であるといえます。

一度放った願望が消えることはなく、その途中でネガティブな現象に出くわしたとしても、
① 慌てず恐れず、不要な感情は手放すこと。
②「何を学ぶ必要があるのだろう」という俯瞰した観察の視点に立てば、
「本当の自分」の意識に目覚めるということですね。
つまり、

どんな流れも起こるべくして起こり、必然であり、

全てはうまくいっている。

 

そう思えてしまったもの勝ち! 力まずにいられる自分づくり、柔らかなエネルギーが大事です。

関連記事

  1. 失敗は、覚醒する前兆サイン

  2. 「ある」設定か「ない」設定か

  3. 人を好きになりたい

  4. 温かい友情と深い慈愛

  5. 相手の未熟さをそのままにさせてあげる

  6. エネルギーのコントラスト

ピックアップ記事
アーカイブ
PAGE TOP