望まない会話を良い流れにする方法

 

自分のことばかり喋っているときのエネルギー状態

【一方通行の会話】関心ごとは自分。

この基本姿勢は、話題が自分のことばかり。
相手は聞き役に回ることが多い。

私の話に興味を持って!理解して!
優しい言葉をちょうだい!
私が考えていることを聞いてほしい。私は他者に
どう映るか、どう思われているかが気になる。
自分の不足や不満を補ってほしい!というエネルギーが根本にあります。

実は、潜在意識が発動するがまま、意識が目覚めていない状態で会話しているときに起こります。自分も相手も、波動が乱れ不足や不満などのネガティブエネルギーがお互いの間に循環します。このような場面。誰でもよくありますね。
この時、会話は一方通行で、エネルギーの摩擦が起きています。感情の行き違いが生まれやすくなるという、
交差交流になっています。

他者の態度や反応が気になる時や、自分も他人も疲れるエネルギーの場合、お互いの意識は眠っています。
お互いが「興味や関心を持って」「優しい言葉をかけあえる」共に行き交う、良い流れに変えるには、

それは、どうすればいいのでしょうか?

相手が好みそうな興味や関心は何だろう…と考えて話してみる

この基本姿勢は、相手の良いところを見つける役に
なってあげることです。

その服ステキね!どこで買ったの?
優しい○○さんがいると、みんな安心するよ。
相手がどんなに素晴らしい人か、見つけてあげる姿勢。
たとえちょっとでも素敵ポイントに触れてもらえると、誰でも、嬉しいものです。

一気に緊張がほどけ、相手との境界線が緩くなり、
リラックスして会話ができるようになります。
感謝や喜びなどのポジティブエネルギーが循環します。

人は、褒められたり、認められると嬉しくて自然と笑顔になれます。お互いの言葉がキャッチボールのように弾みます。望むところに相手の言葉が投げられ、またその反応に応える、会話が行きかうやり取りの平行交流になっています。自分が先に与える人になることなのです。

平行交流の単調なやり取りは、続くと平行線!

直後の第一反応というのは、褒められたり、認められたりして嬉しいので笑顔になるのですが、それが続くと平行線の会話になります。単なる、おだてるだけのやり取りと化し、相手の真意がどこにあるのだろうと探り出すことにつながり、本音を隠して会話をするように変容します。このようなやり取りを、裏面交流と言い、本当の気持ちを隠し、計算で会話をしているだけの複雑な関係性が生まれてしまいます。

また、このような時はマインドが働きやすくなり、
疑い、不安のエネルギーが循環するようになります。

その後の第2反応としては、軽くジョークを入れたりして、ピンポン玉が思うところにキャッチできない流れに変えるといいのです。
急に話題をサッと変えるなど、突拍子もない、意外性のあるコミュニケーションも時には必要なのです。

 

冷静な観察・コミュニケーションの真意

直後の第一反応というのは、生理的、身体的反応だからそこで良いも悪いもありません。その後の第2反応、つまり望ましい会話なのかどうかを見極めることが肝心です。「対立エネルギー」「調和のエネルギー」「疑念のエネルギー」は、どれも、いずれ変化し増幅し続けるため、そのエネルギーの場面でエネルギーを交わす練習は、人と会話していないと掴めないものです。だから、人とのつながりは、生きるうえでとても大事です。

 

第2反応のエネルギーの状態をつかみ、今、相手に
「入り込まない」「対応しない」ほうがいいのか、今、相手に寄り添ったほうがいいのか、それともトラブルに発展させないために逃げたほうがいいのか、その交わし方は、実践してみて初めてわかることです。しかし、その前に、人に「ちょうだい」ではなく、「与える」という姿勢で初めに意図していれば、大きくズレることはないでしょう。普段から、その姿勢を意識的に持っていることも大切です。

 

※まとめ※
 
人との良好なコミュニケーションでは「意識が目覚めた状態」であること。
まず先に「自分から与える!」という姿勢。がとても大事なポイントですね。

関連記事

  1. 人と接するときの意図設定

  2. どんよりしているとき

  3. 人から不本意なジャッジをされたときのかわし方

  4. 温かい友情と深い慈愛

  5. 目覚めた状態を維持する

ピックアップ記事
アーカイブ
PAGE TOP